タニタフィッツミー札幌川沿店会員の皆さん、春眠暁を覚えずとは言いますが、毎日ぐっすり眠れていますか？日々トレーニングにうちこんでいる私は、若者に敵わないのは筋力と疲労回復力と言われ、睡眠の質にはかなり気を使っております。薬剤師として調剤薬局に勤務していた時に、不眠に悩む方が多いことを知り、睡眠について勉強した知識を活かして生活をしているお陰で、スマートウォッチの睡眠スコアは常に高得点！先日、地球の反対側で行われた（時差12時間！）世界選手権では時差ぼけになることもなく銀メダルを獲得することができました。
もし、睡眠について困っている方やしっかり休んで翌日も頑張りたいと思う方のお役に立てれば幸いです。
少しずつ、誰にでもできることからお伝えしてまいりますので、参考にしてください。
人間の体には時計があるってご存じですか？そう！体内時計です。
この体内時計、実は25時間周期なのです。太陽の当たらない部屋で過ごすと、毎日寝る時間が1時間ずつ後ろにずれていったという実験結果も出ているそうです。大切なのは、太陽🌤！！
朝、起きたら太陽を見てください。曇り、雨でも大丈夫！カーテンを開けて紫外線を少しでも見ることが大切です。この時間から16時間後にメラトニンという眠りを誘うホルモンが放出されます。この時間が眠りにつきやすい時間なので、可能であればこの時間に就寝できると寝付きやすいのです。
お仕事等で帰宅が遅くなっても、できる限り朝起きて太陽を浴びると体内時計がリセットされて、夜にうまく眠れるようになるので習慣化してみてください。
休日くらいはゆっくり寝たい・・・そのお気持ちはわかりますが、毎日同じ起床時間が大切です！休日もいつも通り起きて、つらければお昼寝をしましょう。
そのお昼寝も、できれば布団ではなくソファや椅子で！睡眠時間は30分以内！！30分以上のお昼寝は、夜、眠りにくくなってしまいます。私はコーヒーを飲んでからお昼寝しています。カフェインの覚醒作用は服用後30分で効果が出るので、お試しくださいませ。
歳を重ねる毎に美しく！睡眠の質にこだわる理由は、寝ている間に放出される成長ホルモンに期待しているからです。もう成長しないから不要だって？いえいえ、成長ホルモンの働きは成長させることだけではありません。認知機能や免疫機能の促進、骨や筋肉を育てることや、脂肪分解にも関わっています。
成長ホルモン・・・放出したくないですか？✨
まずは、毎日の起床時間を同じにして、起きたら太陽を見ることから始めましょう！
【1970年静岡県生。北里大学薬学部卒。薬剤師。スポーツファーマシスト。東京2020パラリンピック最年長金メダリスト（自転車競技）】
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